美濃加茂市内の工場にて、高圧受電設備のリニューアル工事を行いました。
今回は、キュービクルとSOGを新しいものに取り替えます。
①基礎コンクリート打設 | キュービクルなどを屋上に置く場合、キュービクルの下全てをコンクリート基礎にした場合はかなりの重量となりますが、写真のような『下駄基礎』にすると重量は半分以下になります。
今回は地上設置ですが、配線・配管・点検のためのスペースを確保するために、下駄基礎としました。 |
②キュービクル設置 |
メーカーより納品されたキュービクルを設置します。 |
③試験等 | キュービクル耐圧試験を行い、
SOGを取り替えます。 |
あとは、既設キュービクルを撤去し、既設キュービクル跡埋設配管処理等、残工事を行い完了です。
打ち合わせ等含めて、約3か月の工期でした。
高圧受電設備も長く使うと経年劣化します。
参考までに、高圧受電設備の更新時期(中部電気保安協会広報誌『電気と保安 2020年7月・8月号』より)を掲載しますので、ご覧ください。
施工事例『SOG(高圧気中開閉器)取替工事』にも記載しておりますが、故障による停電事故は、大きな損害となります。長時間停電して業務に支障をきたし、波及させてしまった場合には、周辺への損害賠償も発生します。故障の前の保全が重要です。
高圧受電設備取替工事も、有限会社三起電気工業へご相談ください。